説明: SCP-XXX-JPは音声言語情報を伝達基盤とするヴァイス式情報生命体です。SCP-XXX-JPに関する一定の情報を得た人間は接触者となり、SCP-XXX-JPを認知することが可能となります。接触のトリガーとなる基幹情報は未だ判明していませんが、財団外での接触報告が確認されていないことから何らかの特殊概念が含まれている可能性が指摘されています。接触者の総数は常に1人で固定されます。

SCP-XXX-JP及び基幹情報に関して、それ自体に異常な拡散性の有無は判明していません。しかしながら異常存在の報告が義務とされている財団組織内では結果的に一定の拡散性を持つと考えられています。また音声言語を用いてSCP-XXX-JPを拡散することには如何なる阻害要因も存在しませんが、接触者の人数が限定されるという異常性上、SCP-XXX-JPの情報を他者に伝えた接触者はSCP-XXX-JPの認識が不可能となります。この反ミーム的性質はSCP-XXX-JPが自身の唯一性を保持しようとした結果の作用であると推測されています。ヴァイス式情報生命体は本来、複数の被認識を基盤とし相互に模倣を行う事で存在様式を確定します。しかしながらSCP-XXX-JPの拡散を嫌う性質上、上記特性は機能しません。従ってSCP-XXX-JPを構成する情報は基幹部分を除いて一定せず、伝播に伴って容易に付加/剥奪/改変されます。枕木氏から北出氏に至るまでの接触者はこの特性を利用し、SCP-XXX-JPの情報としての価値を摩耗させ、結果的に対象の無力化に至ったものだと推測されています。